生ゴミ処理機にかかる電気代┃電気代の安い生ゴミ処理機

生ゴミ処理機(乾燥機)の電気代は、実際どのくらいかかるのか?

1回・1日・1ヶ月あたりのおおよその電気代の目安を、処理方式別・機種別に一覧にしました。
使い方による電気代の変化や処理方式別の特徴、最後にメーカーだからこそ知っている電気代を抑える工夫も紹介します。

「処理方式別」生ゴミ処理機の電気代の比較

「生ゴミ処理機って電気代が高そう…」「電気代ってどれくらいなのかな?」と考えていませんか?
 
食洗機を毎日1回、エアコンなら1時間だけ動かすのと同じくらいで、生ゴミ処理機は毎日使ってもおよそ月1,000円ほど。電気代は意外とかかりません。
 
とはいえ、処理方式によって電気代に違いがあります。乾燥式・バイオ式・ハイブリッド式・粉砕式などがありますが、電気代が抑えられるのが乾燥式です。
 

乾燥式・バイオ式・ハイブリッド式・粉砕式の電気代の目安

生ゴミ処理機には乾燥式・バイオ式・ハイブリッド式・粉砕式といった処理方法があります。

処理方式ごとの電気代を比較した表が下記です。

1ヶ月の電気代目安 特徴
乾燥式 約600〜1,300円 温風や熱を利用して、生ごみを乾燥させて処理します。生ごみの水分を飛ばして、菌や臭いの発生を抑制。キッチンに設置しやすい大きさ、水を切るだけで投入できる、さっと捨てられるなど使い勝手がよく、手軽に日々の負担を減らせる。
バイオ式 約1,300円~ バイオチップと生ごみを混ぜて、微生物の働きで生ごみを発酵・分解して処理します。発酵臭が発生しやすくバイオチップの交換や追加といった手間はあるが、良質な堆肥が作れる。
ハイブリッド式 約1,200円~ 乾燥式の熱処理とバイオ式を組み合わせた方法で、生ごみを乾燥させながら微生物が分解します。堆肥も作れます。処理できない
温風粉砕式 約600〜1,200円 あたたかい風を利用して生ゴミの水分を蒸発させ、生ゴミをスクリューで回転・粉砕して処理します。
温風空気循環乾燥方式 約600〜1,200円 あたたかい風を利用して生ゴミの水分を蒸発させ、乾燥させて処理します。
※電気代は1日1回使った場合の目安

結論として、一般的な機種の電気代は毎日使って月1,000円近くが目安です。

特に電気代を抑えたいなら、月600円台から使える温風循環式や、月800円台のコンパクトな乾燥式が有力な選択肢です。ただ、バイオ式や容量の大きい乾燥式でも月1,300円前後からと、少し超える程度です。

そのため、基本的にはどの方式を選んでも、電気代は他の主要な家電と比べて高すぎることはありません。

生活イメージで考える電気代

実際にどんな使い方をすると、この電気代になるのでしょうか?

毎日夕食後に1回使う → 月600〜1,200円

週3〜4回の使用 → 月300〜800円

家族が多くて毎日フル稼働 → 月1,000円前後

つまり「毎日しっかり使っても、ランチ1回分くらい」の電気代です。

機種ごとの電気代比較表

各機種のスペック・容量・1回あたりの電気代

機種ごとに使用コストを比較した表が下記です。

処理容量 1日(1回)の電気代※1 1ヶ月の電気代※2
スターエンジニアリング
バイオクリーンBS-02
(バイオ式)
2kg/日 約45円 約1,350円
パナソニック リサイクラーMS-N53XD
(乾燥式)
約2kg/回 約60円〜93円 約1,800~2,800円
島産業 パリパリキューブ
ライトアルファ PCL-33
(乾燥式)
約700g(2L)/回 約40〜50円 約1,200~1,500円
島産業 パリパリキューブ
ライトアルファ PCL-31
(乾燥式)
約500g(1.3L)/回 約20〜40円 約600~1,200円
ちくま精機 クリンタシス
CCM-600JPGJ(屋外設置型)
(乾燥式)
約1kg/日 約60円 約1,800円
ちくま精機 キッチンカラット
(ディスポーサー型)
(乾燥式)
約1kg/日 約30円 約900円
家庭用生ごみ処理機ナクスル(NAXLU)
ハイブリッド式強力脱臭機能搭載 FD-015M
(ハイブリッド式)
1.5kg/回 約41〜62円 約1,200円〜1,800円
LOOFEN
(温風循環式)
約1kg(5L)/回 約20〜40円 約600円〜1,200円
※1:最大処理容量×標準モードで処理した場合の目安です。使用環境や容量、設定により異なりますので、目安としてご参考ください。
※2:1日1回使用した場合の目安です。

結論として、機種によって月々の電気代には2倍以上の差が出るため、コストを抑えたい方は機種選びが重要です。

とにかく電気代を安くしたいなら、1回20円台から使えるLOOFENや、月800円台に収まるコンパクトな島産業PCL-31がおすすめです。一方で、パワフルなパナソニックの乾燥式などは処理が速いですが、月2,000円を超えることもあります。

ご自身の使い方と予算のバランスを見て、最適な一台を選びましょう。

さらに電気代を抑えたい方に向けた工夫

そのまま使っても電気代は安いですが、ちょっとした工夫でさらに節約できます。

・生ごみの水気を切って入れる → 乾燥が早くなる

生ごみの中でも特に水分が多いと、その分だけ乾燥に電力がかかります。
調理後の野菜くずは軽く水を切る、食べ残しはキッチンペーパーで余分な汁気を吸わせるなど、ひと手間で乾燥効率がぐっとアップします。

・まとめて処理する → 稼働効率が向上する

少量を何度も動かすより、ある程度たまってから一度に処理するほうが効率的です。1日1回、夕食後にまとめて投入など決めておくと、稼働回数が減り、電気代も自然に抑えられます。

・長期間使わないときは電源をオフ

旅行や長期出張などで使わないときは、コンセントを抜いておくのがおすすめです。待機電力はわずかですが、積み重なると電気代の節約につながります。

まとめ:生ゴミ処理機は意外と電気代がかからない

乾燥式、バイオ式など様々な様式がありランニングコストがイメージしにくい生ゴミ処理機ですが、どの機種も電気代は月1,000円前後。他の家電と比べても決して高くありません。
毎日使ったとしてもひと月でランチ1回分程度の電気代なので、毎日の生ゴミの処理の手間や虫やニオイ対策にかけるコストやストレスがなくなることを考えたら、購入する価値のある家電だと思います

生ゴミ処理機(乾燥機)の使用にかかる電気代をまとめています。1回、1日でどれくらいの電気代がかかるのか知りたい方や、おおよその月額を知りたい方は、ぜひご参考ください。

生ゴミ処理機にかかる電気代の比較表

生ゴミ処理機にはバイオ式・乾燥式・ハイブリッド式と最新型の温風循環式があります。実はこれらは、どれもあまり電気代がかかりません。使用コストを比較した表が下記です。

処理容量 1日(1回)の電気代※ 1ヶ月の電気代
スターエンジニアリング
バイオクリーンBS-02
(バイオ式)
2kg/日 約45円 約1,350円
島産業 パリパリキューブ
ライトアルファ PCL-33
(乾燥式)
約700g(2L)/回 約30〜40円 約900~1,200円
パナソニック リサイクラーMS-N53XD
(乾燥式)
約2kg(6L)/回 約60円〜80円 約1,800~2,400円
LOOFEN
(温風循環式)
約1kg(5L)/回 約20〜40円 約600円〜1,200円
家庭用生ごみ処理機ナクスル(NAXLU)
ハイブリッド式強力脱臭機能搭載 FD-015M
(ハイブリッド式)
1.5kg/回 約20〜40円 約600円〜1,200円
※電気代は最大処理容量×標準モードで処理した場合の目安です。使用環境や容量、設定により異なりますので、目安としてご参考ください。

まとめ:生ゴミ処理機は意外と電気代がかからない

乾燥式、バイオ式など様々な様式がありランニングコストがイメージしにくい生ゴミ処理機ですが、どの製品でもそこまで電気代は大きく変わらないのがわかりますね。 毎日使ったとしてもひと月でランチ1回分程度の電気代なので、毎日の生ゴミの処理の手間や虫やニオイ対策にかけるコストやストレスがなくなることを考えたら、購入する価値のある家電だと思います